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カテゴリー「住まい・インテリア」の4件の記事

「働いてみたい理想のオフィス」を嫌う

「悪い景観100景」を嫌う、という記事を以前書きましたが、その際にコメントを頂いた「あさみ新聞」に「働いてみたい理想のオフィス」という記事があり、読んでいるうちに段々嫌悪感が出てきました。(あさみ新聞にではなく、その「働いてみたい理想のオフィス」という企画やそれを取り巻くマジョリティの言動に対してですョ)

そもそもが就職情報誌が話題作りにやったこととは言え、n数がなんと20社しかなく、経営者や建築家の意向だけを紹介しておいて、社員がどう思って働いているのかについて情報を載せず、しかも、実際に働いている労働者ではなくて内定者や学生や若手社員にしか選ばせない、などなどあまりに酷い内容です。その上で、「開放的な空間」「アットホーム、温かみのある空間」「おしゃれな空間」がオフィスに求められる要素だ、などと結論付けているのです。これらは実際に働いた事がないからとしか思えません。

開放的な空間やアットホーム、温かみのあることが職場としてはいかにストレスや緊張感を強いるかが分かっていない。パーティションは低い方がいいような表現が随所に見られますが、仕事中に話し掛けられることがどれだけ集中力を削ぎ、ましてや上司から監視されるような状態で創造的な仕事などできるものでしょうか。特に心の病を持っている方などは耐えられない空間となります。

おしゃれとか言った形容詞のもと、経営者や建築家の独り善がりな発想で作られたオフィスがどれだけ使いにくいのか分かっていない。(一例。写真を見ればよく分かりますが、パソコンのディスプレイやキーボードの位置が人間工学的に正しく設定されているものはほとんどありません。キーボードが高すぎたり、ディスプレイが近過ぎたり、その画面の内容は周りから見られ放題、光りの入り方によっては目に悪い、、、。多くのノートパソコンに到ってはそれらすべてが配慮されていません。あれでは肩こりが酷くなって労災の素!)

仕事では(今は)暇な私ですが、オフィスにはこだわりがあります。オフィスは、なによりも閉鎖的な空間であるべきで、いやな上司や同僚とは最低限のコミュニケーションだけでも淡々と業務を遂行できるのが優れた組織、機能的なオフィス空間というものです。BGMなどもっての他であり、豪華な応接や会議室なぞでは業者に値下げ交渉などできやしません。そして、喫煙者が堂々と休めるような場所を設けるなら、その分給与を下げ、健康保険の負担率を上げるべきでしょう。

、、などと嫌悪感が違う方向に向かっていますが、私が「働いてみたい理想のオフィス」の究極の姿は、いまはなき新幹線グリーン個室でした。はやり変かな。

ひとを嫌う行動の難しさ(ノボリ編)

「無責任な警察のノボリ」がこの週末、住んでいるマンションから撤去されました。管理組合からは、1ヶ月間という地元警察からの要請を受けたものである、との連絡を受けていましたから、私の要望書がなくても撤去はされていたのでしょう。(とは言え、丁度31日目に撤去されたのは気持ちがいい。)

実は管理組合理事の複数とは知り合いです。諸事情から察すると、地元警察を全面に出して別の活動(公道でのアイドリング駐車への警告表示)をした直後だったようで、断り難かったという状況があるようです。公僕を盾として活用する事は私もよくやりますから、管理組合のこの判断を私として責める訳には行きませんでした。

・・・ということで、この1ヶ月間は毎日このノボリを見ることになったのですが、このおかげで、商店の前にあるノボリとの戦いの日々を思い出してしまいました。

ミスタードーナッツとの戦い

ある風の強い日、「100円キャンペーン」が私を襲ってきました。あれは危なかった。土台の容器に水を入れて重くしてあっても、土台自体がノボリを支える部分が緩く、もともとフラフラしていました。2メートルはあるポールの先端がまともに顔に当たれば相当痛いし、失明の恐れだってある。通行する人も迷惑そうにしているのを知っていましたので、これは私に与えられた天命であるとの思い、すぐに電話とメールの両面作戦を実行しました。「お客様相談室」の電話で相手が思わず言った内容をそのまま議事録にしてメールで送るという作戦です。撤去を約束したのに翌日にそうなっていなかったことをメールで入れました。どうやら店舗には「通行の邪魔にならないように」程度の連絡しかしていなかったようです。それでも、メールで「昨日の電話では・・・」と約束事項を確認すると、企業人の習性で直ぐに対応し、翌日に無くなっていました。ただ、店長が代わってからは控えめながらまた出るようになっていますので、そのうち「因縁」を付けたいと思っています。直接店長に文句を言いに行かないのか、という声が聞こえてきそうですが、実は私自身、ドーナッツが好きなもので店舗とは直接対決したくはなかったという事情があります。(トホホ)

不動産屋との戦い

大企業との戦い方には慣れているのですが、街中の中小企業相手となると辛い。弱いものイジメは好きではない。それでも、歩道を我が物顔で占拠して「明日のコミュニティをつくる」とノボリで宣言する不動産屋には腹が立ちました。宅建取得者なら歩道とは何かを良く知っているのですからなおさらです。そこで弱いもの同士の戦いに追い込もうと、捨て看板という不動産屋の不法メディアを活用しました。ノボリを立てている不動産屋も、物件の近くでは捨て看板を使っているのでしょうが、店の前の電柱には捨て看板を掲示していません。また、同じ不動産屋同士の仁義でしょうか、他社の捨て看板も見かけません。これは不公正でもあります。数度試みたのは適当な捨て看板を「拾って」、そっと夜のうちに不動産屋が昼間ノボリを立てるところに置いてしまうという作戦です。ノボリを立てると丁度その両脇に捨て看板がシンメトリーになるように配置してみました。でもこれは虚しい結果に終わっています。3度は試みたのですが、捨て看板が外されただけで何も起きず、ノボリは立ちつづけました。直接「因縁」を付けに行く事も考えたのですが、地元の不動産屋は「弱いもの」とはいえ、もっと弱い私にはそれこそ何をするか分からない怖い存在です。それまでの行動もばれているでしょうから、逆に「因縁」を付けられる可能性がある。私は痛いのや怖いのは嫌いですから、不動産業界に匿名で投書だけしました。何の効果もありませんでしたが。(トホホ)

ノボリとの戦いが難しいのは、捨て看板や貼り紙と違って、ビラと見なして「拾う」ことができず、ポールなどは明らかに私有財産に見えるので勝手に破棄できないことです。公僕を使おうにも、「交通安全キャンペーン」などといって横断歩道で歩行者の視界を遮る危険なキャンペーンを警察自らがしているぐらいですから、協力などしてくれそうもありません。そんなノボリにまつわる状況を見据えてなのか、ここ数年では闇金融数社(を相手にする闇広告業者)による高さ1m程の金属製看板がワイヤー付きの鍵で固定される光景まで見るようになりました。あれはなぜ放置されつづけているのでしょうか?公僕から堅気までがノボリで公共空間を私有しているのと物理的には似たようなものだからだと思っています。

いつかやってみたいのは、「ノボリ禁止 不法ノボリ防止協会」という小さいノボリをたくさん作って、夜のうちに昼間ノボリが立つ場所へ一斉に立てるということです。環境に配慮して、ポールは新聞紙を丸めて作り、A4の紙には両面印刷をして資源を有効に使いたいと思っています。大企業と中小企業、営利目的と非営利目的、業態(飲食店、不動産、薬局、警察など)の属性によって効果の違いが出るか?それぞれのn数は統計検定ができるだけはあります。これって、今年の夏休みの自由研究かな。

無責任な警察のノボリを嫌う

帰宅すると、マンションの駐車場の柵に、黄緑の蛍光色の布でできた安っぽいノボリが2本立っていました。

「注意 車上狙い急増 車内に貴重品を置かないように 〇〇警察署 〇〇懇話会 〇〇協議会」

これを発見した翌朝、管理組合にこのような要望書を入れました。(この要望書の制度は、私が管理組合の役員の時に理事会で提案して作ったものです。毎年数十件の要望が出ているようで、我が家も年に1-2件は出しています。)

要望書本文は次の通り。

駐車場に立てた蛍光色のノボリは、マンションの美観を大きく損ねる一方、駐車場利用世帯への情報伝達が目的であれば他により有効な方法がありますし、犯罪者への威嚇の効果も期待でませんから、撤去してください。私自身、5年ほど前に車上荒らしに遭い、警察に届け出た経験を持っています。(この件は、管理室や同じ屋外駐車場利用世帯で顔見知りの方にすぐ連絡しました。)警察の現場検証はありましたが、その後連絡などありませんから、犯人は捕まっていないようです。しかし、その対策として、このようなノボリを立ててもらいたいとは全く思いません。もし、警察からの依頼で、車上荒らしへの注意の喚起が目的だとすれば、駐車場を利用している世帯に注意を促す文書を配布すれば目的は果たせます。むしろ、犯罪が再発したのであれば、その内容や対策などをもっと具体的に連絡することが必要です。また、犯罪者への威嚇が目的とすれば、そもそも犯罪者がノボリを見たからその犯罪を止めるとはとても思えないし、逆に狙いやすい場所だと思わせてしまう危惧があります。美観は大切なマンションの価値です。その価値を損ね、効果が期待できないことは止めて下さい。

一応ここを終の棲家と考えているので、事を荒立てることは避けたいですし、マンションは価値観の異なる個人の共同体ですから、あくまで事実を踏まえた実務的で説得力のある内容を心掛けました。しかし、ここに書いてないことの方が重要です。書かなかったことを以下に追記します。

まず、このノボリを立てるということは、警察の無責任な仕事を認めしまうことになります。この地域での事故件数や傾向、個人でできる有効な対策に関して情報提供をするという仕事をせず、税金を使って、美観を損ね、効果もないノボリを立てて廻っている、そのうろうろする様を想像するに腹立たしい。多分警察のOBが「懇話会」か「協議会」にいて、「仕事」をしているのでしょう。

そして、もし車上荒らしがあった場合には、ちゃんと注意を促していたでしょう(悪いのはあなた)、などと平然と警察は言って責任を被害者自身の不注意にしたいのでしょう。だが、これも実態と合っていない。私は5年前に車内に貴重品などモノは何も置いてないのに、犯人はドアの鍵をドライバーでこじ開け(壊れてしまった!)、ガソリンスタンドの割引券ぐらいしか入っていないダッシュボードのフタを開け、物色したのです。結局なにも盗られなかったのですが、警察の現場検証では派出所まで出向かされ(駐車場が無く、徒歩15分)、鍵の修理で2万円ほどかかり、保険会社とは大喧嘩をし、実に無駄な(実のところは充実した!)時間を過ごしたのです。そもそも夜に「仕事」をする車上狙いが、貴重品があるかどうかを確認してから「仕事」をするとは思えません。

文面も気に食わない。「置かないように」とは命令口調で何と高圧的な言い回しでしょうか。貴重品を置く人間がいるから、車上狙いも急増して、(警察の)仕事が増えて困るので「置かないように」と言っているようにも取れる。いや本当はそれが目的でしょう。そして、責任を分散するために3団体を列挙するところもセコイ。

さて、既に3日が経ちましたが今だに撤去される気配はありません。その後どうなったか(どうしたか)はまた報告します。

ひとを嫌う行動の難しさ(野良猫の飼い主編)

野良猫に餌をやる「善良な」市民を嫌う行動について、ちょっとしたきっかけがあって想い出してしまいました。ここ数年の戦歴を書き出してみたいと思います。

その前に背景を少々。野良猫に餌をやることに関するルールは曖昧で、後述するその被害の深刻さとは裏腹に、マナーの問題(個人の勝手)とされがちです。とは言え、東京都の審議会答申などを読むと、野良猫に餌を与える人間をその飼い主と見なそうとする傾向が強くなっているようです。(ここから以下「野良猫の飼い主」とします。)猫などのペット類は自宅で飼うことが義務付けられていますから、公園など自宅外での餌やりは「マナーが悪い」のではなく、「ルール違反」となる日は近いでしょう。

私は公園が近くにあるマンションに住んでいるので、野良猫とその「飼い主」で問題になる事を日々の生活から具体的に列挙できます。

1.糞で悪臭が漂い、伝染病を運んでくる。(さらには猫の死体の始末など「野良猫の飼い主」はしませんから、こちらで役所に通報して回収されるまではもっと臭いし、不衛生で不気味です。)

2.泣き声が煩い。(「野良猫の飼い主」はこれで夜中に起される不快さを知るだけでも少しは反省すると思います。)

3.残った餌に烏やゴキブリなどがたかる。(そこで食べる分しかやらないと言う「飼い主」もいますが本質的なことではありません。)

4.不妊や去勢の手術をしないので子猫が増える。(自治体によっては公的助成もあるのですから、「飼い主」として面倒なだけでしょう。)

このような「野良猫の飼い主」としての無責任さに関する指摘は到るところで出尽くしているのでもう少し深いところを言うなら、実のところ、「野良猫の飼い主」達は、野良猫を自分の愉しみのために苦しめているのではないでしょうか?いま目の前にいる猫がかわいそうだから、などと言う方もいますが、

5.餌をやるとそこに野良猫が密集してきて、ケンカや伝染病でさらに短命になる。

6.不妊や去勢の手術をしなければ子が増え、「かわいそう」な猫がまた増える。

自分は善良な市民だと思っているのでしょうが、実に「残酷な善良さ」です。直接的な被害に加えてこのような「残酷な善良さ」には嫌悪感が湧き立つものです。

そこで本題ですが、戦歴としては次のようなことをしました。

その1 ネコババとの戦い

3年ほど前、公園に毎朝来る4-5人の中高年集団と戦いました。この中には(私はネコババと呼ぶ)明らかに目つきの変なオバサンがいて、マンションに火を点けそうなので、最初は直接対決を避け、公僕(公園管理課職員)を使いました。時間帯や特徴などを詳しく電話で話したところ、以前に直接注意をしたが言う事を聞き入れないとのことで、役所としてできることは注意を促す看板を立てる程度しかないとのこと。すぐに、行政としてはギリギリの表現で、根拠となりそうな事実をならべながら、「近所は迷惑しているから止めてください」式の立派な看板が立ちました。しかし一向に止めませんので、次は直接行動に出ました。その集団のいないときにできる事です。やはり悪い事をしているという認識はあるからでしょう、餌は植栽の後ろなどに隠してあります。これを目立つところに移す作業を暫く続けてみました。すると数日後にはマンションの周囲には置かなくなりました。またある日、この集団の中で比較的温厚そうなオジサンが一人で居たので、さらっと文句を言ってみました。どうやら本人もそう思っていたらしく、うなずきながら聞いていて渋々いなくなりました。これが効いたか分かりませんが、その後集団は仲間割れをしたようで、人数が減りつづけ、今ではネコババ一人がやってくるだけになりました。したがって戦いはまだ終わっていません。(注:実際には、私ひとりがこの集団と戦ったわけではなく、互いに団結などしていないのですが、マンションの管理組合を含む複数の申し入れが公僕にはあったそうです。)

その2 美しいご婦人との戦い

3年前の夏の夕方、自転車でやってきて餌をやっている比較的美人なご婦人に遭遇したときは、すぐに「無責任なことは止めて下さい」といいました。直接他人から言われた事などないのでしょう、ビックリした様子でした。続けて前述したような迷惑や無責任さについて、淀みなくプレゼンしました。最初はニコニコしていたご婦人がだんだんオロオロしてきたのがよく分かりました。小声で「かわいいから」のような事を少しは言ったようですが、私が主張を言い終わると引きつった顔ですぐに立ち去りました。数日後同じ場所でまた偶然遭遇したのですが、その時は私を見ただけで直ぐに去りました。それ以来は見かけません。美人だったので、もう少しお話ししたかったのですが。

その3 泣くオヤジとの戦い

「野良猫の飼い主」ばかりではなく、犬でもハトでも烏でも私の対応は同じです。2年前の春でしょうか、パン屑を作ってきて、いきなり公園に撒くオヤジを見つけたことがあります。猫、ハト、烏などが集まってくるのが楽しいようです。暫くその様子を見てから、オヤジが立ち去ろうとするときに「無責任なことは止めて下さい」と声をかけました。すると急に泣き出しそうな顔になり、涙声で「ダメですなんですかんね~」と言い出す始末。「ダメです」とはっきりといいましたら、「そうですか~」と言って立ち去ろうとするので、「片付けて下さい」と追い討ちをかけました。そして、撒いたパン屑を私も一緒に拾いました。それ以来見かけていません。このオヤジはどうでもいいです。

その4 若い男性社員との戦い

昨年秋頃ですが、隣接する企業の駐車場内で、営業車からキャットフードを出して野良猫にやっている若い男性社員を発見したことがあります。その時私自身は時間がなかったので、後でその企業の総務に電話で話したのですが、「なんということですか」などとその総務の方(女性)は怒りだしました。(私にではなく、その男性社員にですよ。)もともと企業として野良猫にはとても困っていたとのことで、社員を特定して厳重注意することと、念のためその場所に注意書きを出すことを約束してくれ、後者は直ぐに実行してくれました。さすがに企業がその所有地に出すだけのことはあって、理由などは書かずに「野良猫への餌やり厳禁 総務課長」としていました。その社員がどうなったか知りませんが、野良猫を含めて、その付近では見かけませんのでお咎めがあったのでしょう。

その5 あまりに善良そうな女性職員との戦い

「その4」と同じ頃に、同じような戦いがありました。少し離れた大学病院の寮に隣接した公園があり、そこで中年の女性職員二人が残飯のようなものをやっていました。これも直ぐに電話をして注意してもらいました。こちらの電話の相手(病院の総務担当)は想像を超えていたようでした。(私にではなく、その職員にです。念のため。)「衛生面では見本とならなければいけないのに申し訳ありません」とか言ったように記憶します。本当は私が直接注意をしたかったのですが、あまりに善良そうな様子だったので、気が引けたという事情があります。そういう時は文句をいっても迫力がなくて相手に怒りが通じないという経験を何度かしているので、後で電話することにしています。

残るのはネコババとの戦いです。これだけの嫌悪感を持ちながら、その後は直接行動に出ていない自分に修行不足を感じます。やはり逆恨み(否、ただの恨み)は怖いものです。先に餌をやってしまって楽しみを奪う作戦とか、朝から酔っ払ってからむ作戦とか、(NHK「ご近所の底力」は受信料を払っていないので)TBSの東京マガジンに取材させる作戦とか、いろいろ考えてはみるのですが妙案はありません。何か進捗があればまた報告させて頂きます。(ちなみに大学堂はあのブログを書いてからは近くにやって来なくなりました。まさかトラックバックをいろいろと入れたのが効いとは思いませんが。)