無料ブログはココログ

« ドアを背にする輩を嫌う | トップページ | 「私の嫌いな10のジャズ・ミュージシャン」(その7.平均点を狙うジャズ・ミュージシャン) »

コンプライアンスを嫌う

日教組の全体集会がグランドプリンスホテル新高輪で実施できなかった件、3度の司法判断に対して「受験生などの宿泊客や周辺への影響を考え一企業として判断した。裁判所の判断は短期間の議論で行われた不十分なもので、われわれは法令違反に当たらないと考えている」(多々良嘉浩広報担当)というチッソかミドリ十字かと思わせるようなコメントには少々驚きました。

西武グループのコンプライアンスの要らしい同グループ企業倫理委員会で理事をやっている中島茂弁護士は「コンプライアンスとは、法令遵守というよりは消費者や従業員の期待に応えていくという意味なんです」と考えているそうですから、「判断」は振れていない。でも、最初に日教組から集会の受注をした時点で「受験生などの宿泊客や周辺への影響」を十分考えていなかったのは愚かですが。

もっと驚いたのは、このニュースを社説でも取り上げた2月2日の朝日新聞に、そのグランドプリンスホテル高輪の要職にある小飼一至というソムリエが国際ソムリエ協会会長に選ばれて云々というデカイ提灯記事があったことです。「グランドプリンスホテル新高輪は自らの行為の罪深さを考えてもらいたい」と社説を結んでいながら、「和のエスプリ 組織に生かす」「お客様に喜んでもらえた時が、ソムリエの至福の時」ですからね~。これも朝日新聞という「一企業として判断した」結果なんでしょう。詐欺を暴かれて倒産した近未来通信の広告を延々と掲載していたことよりもさらに問題の根は深いように思います。

企業において、コンプライアンス(法令順守)とか、CSR(企業の社会的責任)とかは、結局は損得勘定なんですね。環境経営とか、ファミリーフレンドリー企業とかも似たようなものです。前提として「必ずモトを取れる範囲で・・」がある。そして損得勘定が下手な企業はモトが取れずに倒産に到るんでしょう。このあたりの勘所を大企業にタカル弁護士や自称xxコンサルタントなんかは教えているんでしょう。

実は、今の仕事の担当製品に関して経営側から原油高騰を理由に速やかに値上げせよという話しがあって、コスト構造を調べた上で「それは便乗値上げになるからコンプライアンス違反ではないか」と指摘したところ静かになったということがありました。私、戦っているでしょ!コンプライアンスも使いようです。

ところで、何で日教組はこの時期に教研集会をやるんでしょうか?私立中高の試験日を狙って「教育の機会均等実現」に向けた抗議行動なんですかね。

« ドアを背にする輩を嫌う | トップページ | 「私の嫌いな10のジャズ・ミュージシャン」(その7.平均点を狙うジャズ・ミュージシャン) »

ニュース」カテゴリの記事

心と体」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/172974/17937587

この記事へのトラックバック一覧です: コンプライアンスを嫌う:

» 日教組は分科会の内容を何故一般に知らせようとしない? [ちょっと一言]
「ホテル使用拒否 司法をないがしろにする行為だ(2月3日付・読売社説)」--とは、あの読売新聞の社説です。更に--「司法の判断に従わなくとも [続きを読む]

» 日教組の教研全体集会中止〜「自由」の自殺〜 [虎哲徒然日記]
日本教職員組合(日教組)は1日、2日から東京都内で開催する教育研究全国集会(教研集会)のうち、参加者が一堂に集まる「全体集会」を中止すると発表した。会場に予定していた「グランドプリンスホテル新高輪」(東京都港区)が、東京高裁の会場使用を認める決定を無視し....... [続きを読む]

« ドアを背にする輩を嫌う | トップページ | 「私の嫌いな10のジャズ・ミュージシャン」(その7.平均点を狙うジャズ・ミュージシャン) »