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健康増進法を嫌う(地元自治体との戦い)

「区長への手紙」から始まった、地元自治体との交換書簡です。前々回のJR東日本企画と同じく、時系列で転載します。

件名:路上禁煙を早く実現してください

区長は煙草を吸いますか?私は吸いません。若干喘息の気があるもので、路上で前を歩く人が喫煙をすると咳き込みます。I区はいつになればはっきりと路上禁煙が実現するのですか?他の自治体での取り組み方を見ると、健康増進法の主旨からすればさほど問題なく実現できるはずです。法解釈などという高尚なものではなく、単に首長のやる気だけの問題に思えます。私個人で言えば、住まいからJ駅方面に行く道はひとつで、行き来する喫煙者を避けるために早朝に家を出るのですが、最近は工事が多いせいか、特に最近は煙を避けきれず、朝から大変不快かつ不健康な思いをさせられています。K区がどうなっているのか分かりませんが、(TY学校脇あたりで)I区に入ったとたんに煙草に火をつける輩が多いのも困ったものです。このような質問をして意味があるのか不明ですが、I区の公道上における喫煙の放置について大変理解に苦しんでいます。是非とも一区民が納得できる返答をお願いいたします。

Subject: 路上禁煙の早期実施について

ご質問いただいた件について、回答させていただきます。日頃からI区の環境行政にご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。I区では、「xxクリーン条例」により、区内全域の道路など公共の場所においては、歩行喫煙をしないように努めることを義務付けております。さらに、乗降客の多い駅周辺や人通りの多い商店街を「路上禁煙地区」に指定できる旨規定し、現在7地区を指定しております。路上禁煙地区内では、終日路上での喫煙行為を禁止しており、週3回、巡回パトロール指導員により、違反者に対する注意・指導を行っています。ご指摘の健康増進法は、施設管理者に対して施設内での受動喫煙防止の努力義務を規定していますが、路上喫煙についての規定はありません。たばこは嗜好品であり、ルールとマナーを守った上での喫煙は認められています。そこで、路上での歩行喫煙や吸い殻のポイ捨てなどの迷惑喫煙行為を防止するためには、喫煙者のマナーアップが重要になります。このため、I区は、駅頭でのキャンペーン活動などにより、区民の皆様方と手を携えて喫煙マナーの向上に取組んでおります。また、ボランティアからなる「I区喫煙マナーアップ推進員」制度を創設しました。現在、141名の推進員が、各地域で吸い殻の清掃活動などを通して、喫煙者のマナーアップに取組んでおります。推進員は、どなたでもなることができます。この一員として一緒に活動に取組んでいただければ幸いです。 大変貴重なご意見をいただきありがとうございました。I区は、今後とも町会・自治会、商店会をはじめ多くの区民の皆様と手を携えて、喫煙マナーアップの推進に向けて、粘り強く取組んでまいります。I区長 S       (参考) Iクリーン条例第12条:区民等は、道路、公園、広場その他の公共の場所を歩行中又は自転車に乗車中に喫煙をしないよう努めなければならない。 健康増進法第25条:学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他の多数の者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について、受動喫煙(室内又はこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされることをいう。)を防止するために必要な措置を講ずるように努めなければならない。

Subject: 路上禁煙の早期実施について

やはり区長はタバコを吸われるようですね。喫煙者の嗜好を(非喫煙者は)理解した上でそのマナーの改善を応援することを区民に求めるなど本末転倒ではありませんか?そもそも喫煙の習慣は嗜好というレベルで語る問題では既に無くなっていて、はっきりと「ニコチン中毒患者」であるとWHOも規定しているなのですから、努力義務やマナーなどに期待して解決するものではありません。健康増進法の主旨からすれば、はっきりとルールとして強制することで(喫煙者の健康を守るためにも)禁煙を促すべきで「路上禁煙地区」など設定するから、「それ以外なら吸ってもいいんだろ」(、、と言われてこともあります)、という発想になっているような中毒患者から、区民の健康をどう守るのかをしっかりと考えてほしいと思います。今時の日常生活で煙草の煙を強制的に吸わされるのはもう路上ぐらいしか残っていないのですから、早く手を打たないと道路施設管理者である行政はその不作為を問われるのではありませんか。一方で有効な施策が実行できている自治体が存在するのですから、何か事が生じたときにはその取り組みの差が原因として問題になるはずです。(ところで、健康増進法に具体的な規定がないから、路上での喫煙は「認められている」という法解釈はおかしくありませんか?区が条例で設定した努力目標とも矛盾していますよ。)少々荒っぽいメールになって恐縮ですが、残念ながらご返信内容にはほとんどの点で納得できません。区内全域を路上喫煙禁止にできない理由を教えてください。

Subject: 路上禁煙の早期実施について(回答)

いつもI区の環境行政にご理解を賜りありがとうございます。お返事が大変遅くなって申し訳ございませんでした。さて、ご質問の件につきまして、別添により回答いたします。I区環境保全課

、、とのメールにMS-WORDでの短い回答が添付されていました。以下の返信にそのほとんどは引用しています。

Re: Subject: 路上禁煙の早期実施について(回答)

環境保全課長 Y様
ご回答ありがとうございました。ほぼ同様の問い合わせにお隣のK区では1週間ほどで回答いただきました。内容も努力の姿勢を示した誠実なものでした。さて、「喫煙については、現在法で認められております。この制限をする場合は、法律の明確な規定による根拠や特別な理由が求められます。」は分かるのですが、そこで地方自治体としての仕事を諦めて、「したがって、ルールとマナーを守って喫煙することが重要であると考えます。」とする点は飛躍があり俄かには納得できない論理です。ルールやマナーを守れない「病人」をどうするかが問われているのです。ましてや、「仮に規制による制限を行った場合、喫煙者への配慮として喫煙所及び排煙処理設備の設置など都市環境整備を行うことも重要なこと」とは思えませんし、そんなことをする必要が「法律の明確な規定による根拠や特別な理由」としてあるのでしょうか?「こうした法令面や設備投資などの課題があるなかで、まず喫煙者のマナーアップを図ることに力を入れております。」とは誰のために行政を行っているのでしょうか?行政が業務を推進しないでいい理由を「課題」と称して問題の本質から逃げているだけのように思え、ほとんど理解できません。あえて理解するとすれば、失礼ながら、区長やY様ご自身が喫煙者(ニコチン中毒患者)ではないかと思う次第です。各自治体はさまざまな工夫をしながら年々改善を重ねています。今のI区は3年前の当事者の尽力に胡坐をかいて、もう何もしないと決め込んでいるとしか思えませんがいかがでしょうか? 参考資料http://www1.sumoto.gr.jp/shinryou/kituen/walkingsmoking.htm

、、ということで、この件がその後どうなったかはまた記事か自己レスにします。それにしても、健康増進法はニコチン中毒患者がその抜け道を残すために作ったとしか思えませんね。

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