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残業人を嫌う

「残業の減らし方、教えます/コスト増、過労死、家庭崩壊・・・働き過ぎの愚をなくせ」との日経ビジネスの特集記事がありました。要は社長が本気にならなければダメ、というのが結論なので私の勤務先では多分無理でしょう。進駐軍気取りのアメリカ人社長はともかく、日本人役員の皆さんは夜遅くまでよく働いて(働かされて)いますし、その部下(事業部長クラス)へそれを前提にした仕事を強要しています。下手をすると降格させられてしまう彼らにしてみればある種の「生活残業」なのかもしれません。

「残業人」と呼ぶべき人種も会社にはいて、管理職になって残業代もつかないのに、いまだにその信心深い日々を送っています。「出世に響く」に始まって「自分がやらねば」「顧客のためには」「この業界では」「上司が恐い」「職場で仲間外れになる」など理由付けはいろいろあるようです。これらはすべて依存症ではないかと思っています。つきつめればそれらには合理性が無い。

一方、私ぐらいの中間管理職が歯止めにならないと「ファミリーフレンドリー企業」の名に恥じることにもなるだろうとの愛社精神(?)から上層部の前でも率先して隗から始めています。「できる社員はやり過ごす」(こちらで簡明に紹介されています)という本がありますが、そこにあるようなことをどんどん実践しているわけです。おかげで最近では太陽が出ているうちに自宅に戻れる日の方が多くなっています。

非管理職(労働組合員)各位の「生活残業」は否定しません。私もかつてはそうでしたし、そういう搾取の方法も悪くありません。私の場合、管理職になってから搾取の方法が変わっただけです。

冒頭の記事の中に、ある企業の3つの「おきて」のひとつとして「隣の席と離せば無駄話は減る」というのがあって、これには思わず大きく頷いてしまいました。残業を減らすためだけではなく、職場のストレスを減らすためにもどんどん離して欲しいと思います。パーティションは高いほどよく、電話の話し声は聞こえないように遮音効果をもたせて欲しいものです。私にとっての理想のオフィスとは、今は無き「新幹線グリーン個室」です。

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コメント

「上司はとうてい出来る分量以上の仕事を部下に与える」という。「できる社員はやり過ごす」の内容は非常に参考になりますね。 私は家内の助言もあり、(またFADさんの助言もあり)平日の午後半休を多くしたいと考えてます。 残業ですが私は完璧に20数年間の間に会社に調教されてきてしまいましたね。 もう依存症です。 これ以上降格されないところまで降格したのに、まだ降格を恐れているようなところもありますし・・・・・これもアサーティブネスが足りないのですね。

Amicizaさん
会社(特に社長あたり)が残業を減らそうとか、家族との時間を大切に、とかをカッコ付けて言い始めたときが「隗から始める」チャンスですよ。コンプライアンスもいいビジョンです。
もう一つは、何かの病気で通院が必要になったとき。巷では「疾病利得」といわれるようですが、本来の権利を取り戻しているだけと考えれば後ろめたさはありませんよ。
降格の恐れはさすがに私でもあります。でも、長年勤めているからできるのですが、勘所だけは決して外さない仕事をしています。時間をかけてあれこれ気を使って「保険をかける」と言うよりは、ピンポントを狙って仕事をすることで「つぼを押さえる」といった感じですね。

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