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成果主義賃金を嫌う

成果主義賃金で人を働かすことができると思っている輩を嫌う、というのが本来のタイトルです。

前にも少しだけ触れましたが、私が一生懸命働かずに会社からの「搾取」を続けている事の背景には成果主義賃金があります。過去の成果のお陰で出世してしまい、その時に上り詰めたポジションで年棒が決まり、その後少々の上下はあったものの、高止まりしている状態が数年続いています。給与というのは上がったときには少々嬉しいものですが少しでも下がると極端にやる気が失せます。簡単に言えば、上げる時には効果はあっても、下げる時には効果は無い(逆効果はある)、ということです。「衛生要因」という専門用語もありますね。

成果主義なら、本来、成果が上げられなくて給与が下がり、よ~しガンバッテ給与を上げるぞ~と真剣に思うわざるを得ないほどに給与を下げないとその効果はありません。でも、そんなことを本当にすればどうなるか分かっているからなのか勤務先は「やさしい」のです。でも私は「きびしい」のです。

大体、成果が上がったときにはその分が丸々自分の実入りになるのではなく、一部が一時的に反映されるだけですから、私のように今の勤務先に多大かつ半永続的な利益をもたらす仕事に過去一度でも関わった人間にして見ると、その後は「年金生活者」感覚なのです。

一方、ほとんどが他律的な事情(景気、製品力、市場、競合など)で成果が上げられない時に給与を下げられた個人にしてみれば理不尽ですからグレルでしょう。これと逆の場合には「成果」を自分の実力と「勘違い」しながら「既得権」化して「貴族意識」を持つのです。(帰属意識ではありませんよ。)

こんなことを考えて行くと、成果主義賃金で人を働かす事ができると思っている輩は、恐怖政治を執る勇気も度量もなく、賃金でモチベーションを上げることもできず、単に会社全体の前年業績の「山分け」をしているだけではないでしょうか。あえて経営者のフレームワークで考えるなら、賃金に関して投資という感覚が欠如している点で致命的なのです。それで一番大きい山を持って行くのですから、自ずと嫌悪感が出てきますね。少々給与が増えてもああはなりたくありません。

以上は私の勤務先の話しですから、世の中には「恐怖」や「地獄」も実在すれば、「皇室」や「天国」もあることでしょう。(まあ、転職などには全く無関心な私には無縁なことですが、、。)

最後に、ではどうしろと言うのか、と。別に成果主義賃金の反対語が年功主義賃金だとは考えていません。あえて言えば、職務主義賃金が一番フェアでモチベーションも上げやすいのではないでしょうか。ところが実際は、成果主義賃金と混在させてしまい、その焦点がボケたり、マイナスの効果だけが出たりしているように見受けます。加えて、女性活用とか役職者の若返りが数値目標となっている場合には目を背けたくなるような事態に陥りますね。(この事態が勤務先で頻繁に起こっているので私の「搾取」はさらに強化されてしまいました。「きびしい」でしょ!)

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コメント

FADさん、ご無沙汰しております。
成果報酬(賃金)私のところも、基本的にはそうなっています。もちろん裁量労働制ですね。
私のような中途採用者にはいいだろう?と思われるかも知れませんが、結局のところどこの会社でも会社の組織の中(他部署とのやりとりなど)で人間関係で仕事をして成果を上げてきたことが普通の人達と比較すれば、それも持ち合わせず、私を採用した部長は
「年齢相応の成果を出せ、採用した私(部長)が成果の出ない人間を採用したことを上から責められる」
と言い、常に自らの「成果」だけにこだわる。
そんな矛盾を感じているところです。
成果主義ではなく、職務主義賃金。それが今の日本国内の評価の方法ではいいのかもしれませんね、私の会社では、結局その成果を上げるためのシステム(どこからどこまでの業務を行うことが成果なのか)が全く無いので、でたらめな「上を見るだけのヒラメ」のような連中だけが会社で風を切っているわけです。。。。
このネタだと、上手く思考が働かず、愚痴全開になった私です。まあいつもそうなんですが。。。苦笑

今日はNHKで夜タイムリーにこの話題の番組がやってましたね。 「成果主義」は私の勤めている企業グループでは完璧に失敗というレッテルを貼られております。 今はFOR THE TEAM で働けと社長も言ってます。 私から言わせると成果主義は絶対に失敗なのです。 さて、話はちょっと変わりますがFADさんの”過去の成果”のトコロが非常に僕にとってはサプライズです。 良い意味でです。 以前もおっしゃってましたら自分がいままでこの会社にしてきたことを冷静に振り返ってみると、それなりに会社に貢献してきているんですよね。 そこを過小評価してはいけないんですね。そしてもっとそれを過大評価して胸を張って会社をカッポしていいんですね。

eric_breaさん
コメントありがとうございます。
想像するしかないのですが、私の勤務先で見ていると、成果主義に晒される中途採用者は本当に大変だと思いますよ。派遣はもっとかな。何らかの理由で(健康のため会社に来ている、もっと悲惨なところにいた、とか)当面給与などどうでもいい方もたまに見受けるのですが、普通は数年で半分ぐらいの方は理不尽さに耐えられなく辞めて行きますね。会社の方もそのぐらいはコストと見ている節もあります。
私など上司との「何が成果なのか」の議論は上手く避けて日々隠遁生活をしているのですが、逆に徹底してやったてはっきりと文面に残しておいた方がいい場合が一般的なんでしょうね。

Amiciziaさん
実は私もNHKの番組に冒頭だけ見ていてこのタイトルで書き始めたのです。例によって番組の内容よりも一般人を交えた番組の進行の方が気になって疲れてしまい、最初の10分で見るのはやめました。
For The Teamも何となく連座制を想起させて嫌ですね。For The Customerという言葉もありますが多分それの方が先にあったので真似たのかな。
過去の成果は過大評価ぐらいで丁度いいと思いますよ。少なくてもメンタルには必要なことです。

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